どうしようもない 2005 11 4

 11月2日に、コンピュータの反応の問題を書きましたが、
伝聞証拠では、読者にインパクトがないと思いまして、
今度は、私自身が、午前9時20分頃、実験してみました。
 結果は、やはり、コンピュータの反応に、著しい遅れがありました。
指値注文を出して、それ(指値)を変更すると、どのくらい時間がかかるか。
 何と、長いと、30秒もかかるのです(短くても、10秒以上です)。
30秒間も、「訂正中」と表示されるのです。
この30秒間に、株価は、5円、6円と、どんどん変わっていきます。
 これで、いったい、どうやって、デイトレーダーは、デイトレードしているのか。
こんな状態では、デイトレードは、不可能だと思います。
 どうして、デイトレーダーは、羊のように黙っているのか。
これで、怒りの声を上げないデイトレーダーは、どうかしています。
(実験環境) ブロードバンド回線、大手ネット証券、東証一部銘柄。
東証一部銘柄が、かつてのヘラクレス市場のようになってしまいました。

今日もダメか 2005 11 2
 今日もダメなのか。
本日のシステム運用状況について、デイトレーダーに聞いてみたところ、
コンピュータの反応が遅れているそうです。
 今日の午前中、9時半頃に、実験してみたところ、
指値注文を訂正しても、しばらくの間、「訂正中」と表示され、
その時間は、10秒から20秒くらい「訂正中」になってしまうそうです。
 こうした現象は、一般投資家には、全く影響ありませんが、
デイトレーダーにとっては、致命的だと思います。
 デイトレーダーは、2円や3円の値幅を取って利益を出しているのに、
10秒から20秒くらい「訂正中」になってしまうと、
その間に、株価が、2円や3円動いてしまいます。
 あるいは、値動きの激しい新興市場の銘柄では、
10秒から20秒くらいで、軽く、1万円以上動くと思います(売買単位が、1株で、株価が高いので)。
 こんな状態では、かなりリスクが高く、
コンピュータの反応がよくなるまで、様子を見るべきだと思います。
いつも、犠牲になるのは、個人投資家か。
 下記の文章で、問題になった現象は、
「10月19日」に、「東証」の銘柄で起きた現象です。

注意報 2005 10 19
 板情報が、激しくチカチカし、成行き買いが多い銘柄では、
コンピュータの反応が遅れているそうです。
 これは、板情報が遅れているのか、
注文や訂正注文の処理が遅れているのか、わかりませんが、注意が必要です。
 買えたと思ったのに、買えなかったのは、まだ、ましです。
急落しそうな雰囲気になったので、あわてて、自分の買い板を引っ込めた。
やれやれと思っていたら、約定通知が来たというケースが出ています。
 こうした現象は、通常の銘柄では、問題ないですが、
出来高が急増し、値動きが激しい銘柄では、コンピュータの反応が遅れ気味です。
十分、注意して、早め早めの行動をとるべきです。
(注)
 こうした現象は、東証の銘柄で観測されたそうです。
これ以上、個人投資家が増えると、ある時、コンピュータが、クラッシュする。
そういうシナリオを、知人と議論していました。
小さなトラブルが続発し、それが、やがてドカンと来る可能性です。
堤防の決壊も、小さな湧き水のような現象から始まると言われています。





































トップページへ戻る

過去の記事コーナーへ戻る